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一部オフィスビルをホテルに、国泰金控が中国人観光客を好感


ニュース 建設 作成日:2012年7月27日_記事番号:T00038503

一部オフィスビルをホテルに、国泰金控が中国人観光客を好感

 生命保険会社、国泰人寿保険(キャセイライフ)は、台北市内に所有する一部不動産物件を観光ホテルに建て替える計画だ。中国人観光客の訪台が増えるにつれ、ホテルの収益率が上がっていることが背景にある。通常、物件をホテル業者に貸し出した場合、ホテルの経営状況が良くなるほど、賃料を上乗せできるためだ。27日付経済日報が報じた。

 国泰人寿は手始めに、台北市民生東路の民生通商ビルと民生建国ビルを観光ホテルに改築する計画だ。台中や高雄など、中南部にもホテルに適したビルがないか検討する。

 国泰人寿が所有するビルは220棟余りだ。国泰世華銀行(キャセイ・ユナイテッド・バンク)の20棟余りを合わせると、金融持ち株会社、国泰金融控股(キャセイ・フィナンシャル・ホールディングス)として計240棟余りと、台湾で最も多く物件を保有している。現在は大部分がオフィスビルとして使用され、ホテルは少数だ。