ニュース その他分野 作成日:2012年7月30日_記事番号:T00038518
行政院主計総処の調査によると、修士・博士の学位を持つ高学歴者数が間もなく100万人に達する一方、大学院卒業者の失業率は今年上半期3.32%となり、大卒(同5.66%)、高卒(同4.29%)を下回ったものの、中卒の3.45%とは大差がなく、苦労して高い学位を取得しても報われていない現実が明らかとなった。30日付工商時報が報じた。
中央研究院(中研院)の胡勝正院士によると、大学院卒業者はここ10〜20年、民間企業の研究開発(R&D)部門の拡大、大学の増加によって容易に仕事を見つけられたが、こうした枠が飽和状態になるにつれて状況が変わったと指摘。教授職の空きを待つ人も多くいると説明した。
一方、専科学校の卒業生は年々減少しているものの、技能を身に付けていることから就職には有利で、30歳以下の専科卒の失業率は、他の学歴保有者よりも低くなっている。
なお、大学院卒業者は毎年6万人ずつ増加している。修士・博士の学位を持つ高学歴者数は昨年初めに90万9,000人となり、今年6月には97万7,000人まで増加した。
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