ニュース 家電 作成日:2012年7月30日_記事番号:T00038528
ソニーは、同社液晶テレビ生産における最大のパートナー、鴻海科技集団(フォックスコン)がシャープと提携を結んだことから、2013年度のテレビ生産委託について、液晶パネル大手、友達光電(AUO)傘下の景智電子(BriView)に発注を行うとの観測が出ている。サイズは小型から大型まで、発注量は200万〜300万台とみられる。30日付工商時報が報じた。
観測によるとソニーは景智電子について、グループ内で液晶パネルを調達できること、およびバックライトモジュールの設計能力を高く評価しており、ソニーが半製品の液晶セル(オープンセル)を調達し、景智電子が液晶パネル後工程および液晶テレビの組み立て、出荷までを担当するとされる。
ソニーのテレビ部門は7年連続の赤字となっており、コスト競争力および生産の柔軟性を考慮し、近年外部への委託を増やしている。今年同社のテレビ出荷目標は約1,900万台で、その60〜70%が外部へ委託されるとみられる。さらに委託分の半数を鴻海が受注しているとされる。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722