ニュース 電子 作成日:2012年7月30日_記事番号:T00038531
成功大学(台南市)はこのほど、米アップルのスマートフォン「iPhone」に搭載されている音声ガイド機能「Siri(シリ)」が、同大電機学科の王駿発講座教授の特許を侵害しているとして、米国の裁判所に提訴した。台湾の大学がアップルを提訴するのは初めて。30日付聯合報が伝えた。
同校は米国の弁護士と検討を重ね、アップルの問題の機能には王教授の特許を侵害した部分があると判断し、今回の提訴に踏み切った。
成功大の黄煌煇校長は「これまで教授や学生は数々の特許を開発したが、(権利を)主張して来なかったのは残念で、台湾の科学技術産業は近年、特許分野であまりに損をしている。どれだけ資金がかかっても最後まで争いたい」と述べた。
「Siri」とは「スピーチ・インタープリテーション・アンド・レコグニション・インターフェース」(発話解析・認識インターフェース)の略で、特定のコマンドではなく、自然言語処理を用いて、質問に答えるアプリ。最近は日本語や中国語にも対応している。
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