ニュース 電子 作成日:2012年7月30日_記事番号:T00038533
30日付蘋果日報がサプライヤーの話を基に報じたところによると、中国の大手パソコンブランド、聯想集団(レノボ)が深圳工場を閉鎖し、同工場で行っていたデスクトップPCの生産を四川省成都市や広東省恵州市などの工場へ、ノートPCは現在安徽省合肥市に建設中の仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)との合弁工場へ移管するもようだ。
深圳工場閉鎖の理由について蘋果日報は、深圳市はノートPCのサプライチェーンが整っていないこと、人件費が中国で最も高いことを挙げた。
レノボは現在、消費者向けノートPCを主にコンパルに、ビジネス向けを緯創資通(ウィストロン)に委託しているが、深圳工場では主にビジネス向け製品を生産しているため、今後コンパルへの同製品発注が増えると予測される。
コンパルの陳瑞聡総経理によると、合肥市の合弁工場は今年末に稼働し、初期段階での月産能力は30万~50万台。深圳工場のノートPC月産能力が約30万台なので、合肥工場の生産ラインは量産開始後すぐに半分以上が埋まる計算になる。なお、来年第2四半期までに月産能力を100万台に引き上げる計画だ。
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