ニュース 電子 作成日:2012年7月30日_記事番号:T00038534
半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)の中国投資が開放されて6年以上が経過し、業界全体の投資額は少なくとも500億台湾元(約1,300億円)に上る。しかし、中国政府による自国メーカー保護政策や人件費などコスト上昇、市場の価格競争激化に直面し、多くの企業が苦戦を強いられている。30日付自由時報が報じた。
中国展開が最も幅広い最大手の日月光半導体製造(ASE)は、早期に投資した上海工場や蘇州工場(江蘇省)は黒字化したが、進出が遅かった昆山工場(江蘇省)、威海工場(山東省)はいまだ赤字のままだ。
力成科技(パワーテック・テクノロジー)は、米スパンションから2009年に5,100万米ドルで買収した蘇州工場が、初年度は黒字だったものの昨年赤字に転落した。今年は損益均衡を目指す。
中国で利益が出ているのは矽品精密工業(SPIL)と頎邦科技(チップボンド・テクノロジー)の2社のみだ。チップボンドは中国メーカーに少ない、液晶ディスプレイ駆動ICの封止・検査を手掛けていることが強みとなり、09年に黒字化した。
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