ニュース 電子 作成日:2012年7月30日_記事番号:T00038535
半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)大手2社、日月光半導体製造(ASE)と矽品精密工業(SPIL)は27日に開催した業績説明会で、世界経済の影響で需要期の第3四半期は振るわないものの、新製品登場で非需要期の第4四半期は楽観できるとの見方をそろって示した。28日付工商時報が報じた。
ASEが発表した封止・検査事業の第2四半期売上高は、前期比11%増の324億8,500万台湾元(約850億円)だった。第3四半期は前期比4~6%の増収予測だ。第4四半期についても董宏思ASE財務長は、28ナノメートル製造プロセス製品の量産や、モバイル機器1台当たりの搭載チップ増加で、前期よりは売上高が拡大するとの予測を示した。
一方、SPILの第2四半期連結売上高は前期比9.4%増の165億4,500万元だった。第3四半期は前期比2~5%の増収を予測している。景気予測に定評がある同社の林文伯董事長は第4四半期について、アップルの次世代スマートフォン「iPhone5(通称)」やマイクロソフト(MS)の新OS(基本ソフト)、「ウィンドウズ8(Windows 8)」の発売見込みを好材料に挙げた。ただ、業績に期待が持てるのはアップルやサムスン電子のサプライチェーンに限られるとの見方だ。
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