ニュース 社会 作成日:2012年7月31日_記事番号:T00038539
これまで32回連続で1等当せん者が出ていなかったロトくじ「威力彩」で30日、ついに当せん者が現れ、賞金額は15億6,000万台湾元と宝くじ発行会社、台湾彩券(台彩)が運営する宝くじで過去最高額を記録した。
1等当せんを出した販売店主は「先週、夢でお告げがあったんだ」と得意顔(30日=中央社)
今回の「威力彩」は、長らく1等当せんが出ていなかったことから購入者が増え、販売額は前回に比べ60%増加して12億1,000万元とこちらも過去最高を記録した。
今回1等当せんを出した高雄市新興区の販売店では、「きのうは行列ができるほど購入者が多く、1万元以上をつぎ込む人もいた」とか。近所の常連やサラリーパーソンが多かったが、1等を当てたのが誰かは分からないという。
なお、台彩によると過去5年間で5,000万元以上の1等当せんが最も多く出たのは高雄市鳳山区で8件(総額30億元以上)、2番目に多いのが同市小港区の4件(総額20億5,300万元)。今回の史上最高額賞金を出したのも同市の新興区と、金運の神様は高雄市をひいきにしているようだ。
ちなみに15億6,000万元という額は、メルセデスベンツの最高級車「SL63 AMG」が125台買え、台北市の高級住宅街、信義計画区で住宅を2棟購入でき、世界一周旅行が300回以上できるというもの。
また台湾児童・家庭扶助基金会(家扶基金会)によると、小学校6年間の給食費3万人分に相当するそうだ。同基金会は「全額を寄付すれば世界的な慈善ヒーローになれる」と呼び掛けた。果たして当せん者はこれに応じるだろうか。
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