ニュース 商業・サービス 作成日:2012年7月31日_記事番号:T00038550
31日付工商時報によると、中国・福建省アモイ市のホテル、廈門陸島酒店が、3億2,000万台湾元(約8億3,000万円)を投じて、金門島で観光ホテルを開設する。経済部投資審議委員会(投審会)は19日、金門陸島酒店設立を認可しており、さらに交通部観光局による設置許可も、遅くとも8月末までにが下りる見込みだ。許可が下りれば、中国資本による初めての観光ホテル投資となる。
金門陸島酒店は、敷地面積5,500平方メートルの用地にある既存のホテルを改築し、64部屋を設ける予定だ。
中国とを結ぶ「小三通」観光の活性化や台湾自由旅行の解禁により金門島を訪れる中国人観光客は多く、中国企業によるホテル投資への意欲も強い。ただ台湾政府は現時点で、客室数30室以上でレストランや喫茶店の厨房比率に規定のある観光ホテルへの投資しか認めていない。
これについて交通局員は、「中国人団体旅行客は一般旅館に宿泊するケースが多いため、中国資本の一般旅館が建設されれば観光客はそっちへ流れ、台湾の同業者に影響が及ぶため」と説明した。
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