ニュース 建設 作成日:2012年7月31日_記事番号:T00038553
飲料大手の黒松は30日、台北市中心部のショッピングモール、微風広場(ブリーズセンター)そばにある用地(面積1,345坪)を売却する方針を明らかにした。31日付経済日報が伝えた。
黒松は不動産コンサルタント会社、DTZ(戴徳梁行)を通じ売却入札を実施し、最低入札価格は57億8,888万台湾元(約1,500億円)となる。
売却用地は、台北市中心部を東西に貫く市民大道沿いにあり、過去には微風広場の駐車場として利用されていた。黒松は既に同用地の賃貸を取りやめ、現在は売却に向け、フェンスを張り巡らした状態だ。建ぺい率は45%、容積率は225%で、最低入札価格で試算すると、1坪当たりの最低価格は430万元となる。立地条件の良さから、投資家の関心を集めそうだ。
早ければ9月末も落札者が決まる予定だ。DTZの顔炳立総経理は「地場の建設会社、保険会社と外資が取得を目指すのではないか」と述べた。微風広場が取得に乗り出すのではないかとの観測も浮上している。
今回の土地売却は、黒松の資産活性化策の一環。過去にも売却構想が浮上したが、一部株主の反対で実現していなかった。
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