ニュース 石油・化学 作成日:2012年7月31日_記事番号:T00038555
中国商務省は27日、欧州連合(EU)と米国から輸入されるエチレングリコール(EG)とエチレングリコールモノブチルエーテル(BCS)について、9.3~18.8%のダンピング(不当廉売)が行われているとの仮決定を下し、臨時の反ダンピング措置を実施した。これにより、中国では欧米からのEG、BCSの輸入が減る見通しで、台湾メーカーには追い風となりそうだ。31日付経済日報などが伝えた。
臨時の反ダンピング措置は、EU、米国産のEG、BCSを輸入するに当たり、税関にダンピング率に応じた保証金を納める内容だ。中国商務省は昨年11月18日から2品目に対するダンピング調査を実施してきた。
これにより、台湾の南亜塑膠工業(南亜プラスチックス)、東聯化学(OUCC)、中国人造繊維(中繊)、勝一化工(シャイニー・ケミカル・インダストリアル)など各社の対中輸出は、相対的に競争力が強まり、恩恵を受ける見通しだ。
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