ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2012年7月31日_記事番号:T00038557
ステンレス大手、燁聯鋼鉄(YUSCO)は30日、8月のステンレスの台湾域内向け、輸出価格の全面値下げを決めた。同社による域内向け価格の値下げは3月分以降より、6カ月連続となった。31日付工商時報が報じた。
台湾域内向け製品価格の引き下げ幅は、300系熱延、冷延の各種鋼板・コイルが1トン当たり1,000台湾元(約2,600円)、400系の各種製品も同1,000元。また輸出向けは各種製品を同30米ドル引き下げた。
ステンレス原料のニッケル国際スポット価格は現在、1トン当たり1万6,000米ドル台まで落ち込み、原料コストがステンレス製品価格を上回る状態となっている。過去の例では、ステンレス価格が大幅に低下した際は急反発も見られたが、業界関係者は、不景気のため依然価格の上昇機会を探っている状態にあるとの見方を示した。
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