ニュース 電子 作成日:2012年7月31日_記事番号:T00038560
第3四半期の大型液晶パネルの出荷見通しについて、市場調査会社、ウィッツビュー・テクノロジーは、需要期効果はあるものの、比較対象の第2四半期が好調だったことから、前期比3~5%の伸びにとどまるとの見方だ。31日付蘋果日報が報じた。
張小彪同社副総経理は、第3四半期は需要期としての需要のほか、中国の省エネ家電購入に対する補助金政策、およびマイクロソフト(MS)の次期OS(基本ソフト)「ウィンドウズ8(Windows 8)」の発売を前にした効果が期待できると指摘した。
なお、ウィッツビューによると、第2四半期の大型液晶パネルの出荷枚数は、前期比10.2%増、前年同期比4.5%増の1億8,805万6,000枚だった。第2四半期はアップルの「iPad」向けの需要に加え、宏碁(エイサー)、華碩電脳(ASUS)などがタブレットPCの新機種を投入したことから、タブレット向けの出荷枚数が大きく伸びた。
用途別の出荷枚数は、タブレットPC用が前期比46.3%増の2,884万枚のほか、▽ネットブック用、1,005万7,000枚(同28.6%増)▽ノートPC用、5,016万枚(同8.6%増)▽テレビ用、5,521万5,000枚(同7.3%増)▽モニター用、4,378万4,000枚(同3.6%減)──。
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