ニュース 電子 作成日:2012年7月31日_記事番号:T00038561
工業技術研究院(工研院)と密接な関係にある愛緑光電(アイグリーン・オプトロニクス)はこのほど、高彩度の発光ダイオード(LED)表示技術「スーパー・ダイヤモンドLED」を発表した。31日付工商時報が伝えた。
ダイヤモンドLED技術は、高彩度でコントラスト比が高く、広視角で、消費電力が少ないのが特徴だ。
同社によると、ダイヤモンドLED技術で表示できる色の飽和度は、アクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)パネルの105%を上回る115~135%を実現した。また、独自の省エネ技術を採用したことで、従来型の液晶ディスプレイやAMOLEDパネルに比べ、20~50%の節電を実現した。
アイグリーンの劉鴻達総経理は「新技術はパネルのサイズに関係なく、速やかに量産を開始できる。携帯デバイスから大画面テレビにまでに応用可能だ」と述べた。大型パネルへの技術採用に制約があるAMOLEDに比べ、応用範囲が広く、今後サムスン電子のAMOLEDパネルに対抗できるかどうか注目される。
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