ニュース 電子 作成日:2012年7月31日_記事番号:T00038562
31日付電子時報などによると、日本のDRAM大手、エルピーダメモリおよび台湾子会社、瑞晶電子(レックスチップ・エレクトロニクス)が2~3割の減産を計画している。減産規模は両社合わせて12インチウエハー換算で月約6万枚とみられ、世界の汎用DRAM生産能力の1割近い。今回の減産で、DRAMスポット価格が現在の約1米ドルから1.2米ドルに上昇することを期待している。
エルピーダは広島工場で月産12万枚を同8万枚に33%引き下げる計画だ。主に汎用DRAMが対象で、将来的には同市場から撤退するとの観測も浮上している。エルピーダは減産について、支援先の米マイクロン・テクノロジーと協議中だとして、コメントを避けた。
一方、レックスチップは、月産8万枚の12インチ工場で同5万~6万枚への減産を計画している。レックスチップは減産について、今年は銀行に返済しなければならない債務が多く、現金流出を抑えるためと説明した。
業界関係者は、今後も欧米の景気悪化が続けば、他のDRAMメーカーも追随する可能性があるとの見方を示した。
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