ニュース 農林水産 作成日:2012年8月1日_記事番号:T00038570
行政院衛生署は31日、牛肉に認める成長促進剤「ラクトパミン」の残留基準を10ppb(10億分の1を示す単位)と定めた。ラクトパミンを飼料に添加した米国産牛肉の輸入を条件付きで認める内容を盛り込んだ食品衛生管理法改正法案の可決を受け、国際食品規格委員会(CAC、コーデックス委員会)の基準などを参考に、専門家や学者13人を招いた会議で決定した。行政院農業委員会(農委会)が9月初旬にもラクトパミン解禁を発表し、衛生署が残留基準を公告する運びだ。1日付自由時報などが報じた。
衛生署の康昭洲・食品薬物管理局長は、年齢層別で牛肉を最もよく食べる19~64歳の男性でも1日摂取量は体重1キログラム当たり0.005マイクログラムで、1日摂取許容量(ADI)の1マイクログラムに全く届かず、健康上のリスクは高くないと強調した。
一方、中華民国消費者文教基金会(消基会)の蘇錦霞董事長は、健康な成年男性を基準に決定されたのなら、心臓病の患者や妊婦、子どもに健康上問題はないのか、政府ははっきり説明すべきだと訴えた。
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