ニュース 金融 作成日:2012年8月1日_記事番号:T00038574
金融監督管理委員会(金管会)の31日発表によると、台湾の金融機関が発行するクレジットカードの6月決済額は、前月比12%増の1,721億台湾元(約4,500億円)で、単月の過去最高を記録した。毎年6月は納税期間に当たるためクレジットカードの決済額が1年で最も多くなるが、今年は昨年同月を100億元以上上回った。1日付経済日報などが報じた。
張国銘・金管会銀行局副局長は、個人総合所得税(個人所得税)、房屋税(建物固定資産税)などの税金をクレジットカードで支払う人が増えたことに加え、クレジットカード会社が無利息分割払いサービスを提供したことでカードによる支払いが増加したと指摘した。
6月末時点の支払い期限前の分割払い残高は650億元で、前月より50億元増加した。リボルビング払いの利用残高は1,349億元で、前年同月比で16%、約270億元減少した。利用者がリボルビング払いの利息を回避する傾向が見て取れる。
また、クレジットカード流通枚数は3,322万枚で、前月より3万枚増加した。直近6カ月以内に使用された有効カード数は2,094万枚で、前月より2万枚減少した。
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