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公有地の地上権売却、中南部でも初の落札【表】


ニュース 建設 作成日:2012年8月1日_記事番号:T00038578

公有地の地上権売却、中南部でも初の落札【表】

 財政部国有財産局(国産局)は31日、公有地12区画の地上権入札を実施し、4区画が落札された。落札価格は合計11億7,351万台湾元(約31億元)で、うち2区画は台中市、台南市の物件の地上権だった。台北市、新北市以外の公有地で地上権が落札されるのは今回が初めてとなった。1日付工商時報が伝えた。

 国産局の陳秀琴主任秘書は、「これまで実勢価格の50%だった権利金の最低入札価格が、実勢価格の30〜50%に引き下げられたことなどで落札につながった」と説明した。

 落札された4区画のうち、台北市民生社区の住宅用地には8社が応札し、吉美建設が6億6,900万元で落札。台北市内湖区の住宅用地も吉美建設が3億7,600万元で落札した。

 このほか、台中市の一中街商圏に近い住宅用地は、鵬程建設が6,559万元で落札。台南市友愛市場裏の商業用地は富ダイ建設(ダイは大を上に1つ、下に2つ並べた字)が6,336万元で落札した。

 国産局は10月にも台北市、台中市、嘉義市、台南市、高雄市の公有地10区画の地上権入札を実施する計画だ。