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懐特生技、年内に新薬工場設置へ


ニュース 医薬 作成日:2012年8月1日_記事番号:T00038579

懐特生技、年内に新薬工場設置へ

 製薬の懐特生技新薬(ファイトヘルス)の李成家董事長は31日、将来の新薬生産需要に備え、年内に10億〜12億台湾元(約26億〜31億円)を投じて新薬工場を買収または新設すると表明した。これに向けて10月に12億元の増資を完了させる計画だ。1日付経済日報が報じた。

 懐特新薬は同日、末期がん患者の倦怠(けんたい)感を緩和する注射液「血宝PG2」の発表会を開催した。その席で李董事長は「血宝注射液は市場において強い成長が見込まれ、工場1基を獲得して今後の需要に備える必要がある」と語った。 

 その上で「工場を買収する場合は台湾の製薬会社がターゲットで、既に対象を特定している」と述べたが、具体的な企業名は「答えられない」とした。

 同社は現在、桃園県の楊梅工場で原料薬を精製し、新薬の製造は中化裕民健康事業(CYH)に委託している。