ニュース 電子 作成日:2012年8月1日_記事番号:T00038584
グーグルと華碩電脳(ASUS)が共同開発した低価格タブレット型パソコン「ネクサス7」が予想を上回る売れ行きを見せており、アンドロイドOS(基本ソフト)搭載タブレットPC陣営の勢力拡大に貢献している。ただ、同製品の好調により、ASUSを含む他のアンドロイド・タブレットの販売が影響を受けている側面もある上、今後グーグルは提携パートナーを増やす可能性があり、「ネクサス7」の好調がASUSにとってプラスになるかマイナスとなるかは現時点で判断できない状況だ。1日付電子時報が報じた。
業界関係者によると、最新バージョンのアンドロイド4.1を搭載した「ネクサス7」の8GB(ギガバイト)・199米ドル、16GB・249米ドルという価格は、7インチ型タブレットPCの販売における基準値となっており、最新OSを搭載していないその他ブランドの7インチタブレットの需要低迷を引き起こしている。
またASUSはグーグルと提携して「ネクサス7」を発売することにより欧米市場での知名度向上を図りたい考えだったが、これら市場で同製品はグーグルブランドのイメージが強く、ASUSは受託メーカーにすぎないと見られており、効果は限定的だ。
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