ニュース 電子 作成日:2012年8月1日_記事番号:T00038585
LTE(Long Term Evolution)規格に対応する携帯電話向けチップの供給不足を受け、第3四半期に「LTEスマートフォン」を数機種発売する予定のサムスン電子は、同チップの自社製品採用率を引き上げた。これにより、サムスン製LTEチップの受託生産を請け負う創意電子(グローバル・ユニチップ、GUC)は第3四半期、月平均出荷量が100万個を突破し、通期出荷量は前期比2倍に達する見込みだ。1日付工商時報が報じた。
サムスンは第3四半期、「Galaxy S3」や「GALAXY Note II」など多数の機種でLTE対応版を発売する予定で、業界関係者は同社の下半期LTEスマートフォン出荷台数は2,000万台に達すると予測している。
ただ、LTEチップのサプライヤーであるクアルコムの生産能力不足から、サムスンは欧米市場向けは引き続きクアルコムのチップを採用するものの、それ以外の地域向けは自社製品を採用することに決めたと業界関係者は指摘した。
なお、サムスンのLTEチップ自社製品採用率は4割となり、下半期の需要は1,000万個に達するとみられる。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722