ニュース 電子 作成日:2012年8月1日_記事番号:T00038586
液晶パネル、タッチパネル大手、勝華科技(ウィンテック)は今年、ウルトラブック(超薄型軽量ノートパソコン)におけるタッチパネル需要の増大を見込み、中国広東省の東莞松山湖科技産業園区(東莞松山湖ハイテク産業団地)およびベトナムでカバーガラス一体型(OGS)タッチパネルの10%以上の増産を図っており、生産能力で世界最大を目指す。1日付工商時報が報じた。
ウィンテックの黄顕雄董事長は、OGSタッチパネルの前工程では瀚宇彩晶(ハンスター)およびある日本メーカーの協力を得ており、後工程では自社で設備メーカーを設立していることから、生産能力の増強は3〜4カ月で実現できると語った。
ウルトラブックを提唱するインテルは、新世代のノートPCについて、薄型軽量、省電力、タッチ機能といった性能を備え、かつ単価が700米ドル以下などと定義しているが、これに対しウィンテックは、OGSパネルはガラス式タッチパネルに比べコストを20%下げることができるほか、インセル式は依然良品率が低く高コスト、薄膜式は機能的に劣るとして、タッチパネルに関しては現時点でOGSが最良の選択肢だと強調した。
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