ニュース 電子 作成日:2012年8月1日_記事番号:T00038587
IC設計大手、聯発科技(メディアテック)の謝清江総経理は1日、中国スマートフォン市場の成長が著しいことなどから、第3四半期のスマートフォン向けチップの出荷量は前期比42.8%増の約3,000万セットになると予測。その上で、今年通年の出荷量見通しを前年比26.67%増の9,500万セットに上方修正した。1日付工商時報が報じた。
謝総経理は、中国で600人民元(約7,400円)以下の低価格スマートフォン需要が大幅に増加しており、これが通信規格「EDGE」対応のスマートフォン向けチップ需要をけん引していると指摘。同チップは現在、需給が逼迫(ひっぱく)状態にあり、この勢いは第4四半期まで続くとの見方を示した。
また同社が今年発売した「MT6575」、および第2四半期に前倒しで量産に入った「MT6577」の、ミドル・ハイエンド2製品の需要も予測を上回っており、第2四半期には3割以下だったスマートフォン向けチップ出荷全体に占める両製品の割合が、第3四半期は6割以上、第4四半期は8割以上に達し、粗利益率を押し上げると予測した。
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