ニュース 金融 作成日:2012年8月3日_記事番号:T00038595
統一企業(ユニプレジデント)の中国事業を統括する香港上場子会社、統一中国控股は、HSBCの台湾法人、匯豊(台湾)商業銀行とシンガポールのユナイテッド・オーバーシーズ・バンク(UOB、大華銀行)を幹事行とする10億人民元(約123億円)の協調融資を受けることになった。期間は3年で、5年まで延長できるオプションが付いている。2日付経済日報が伝えた。
今回の協調融資は、金融監督管理委員会(金管会)が昨年、台湾の銀行のオフショア銀行部門(OBU)による人民元業務を解禁して以来初の台湾企業向けの人民元建て協調融資となる。
また、今回の協調融資は、香港HSBCと中国銀行(香港)による銀行間金利の平均値を基準金利とする初のケースとなる。
HSBCは統一中国控股に対する協調融資の金利を明らかにしていないが、業界関係者は、香港と台湾は人民元建て融資で競合関係にある上、台湾の銀行はOBUによる人民元業務が解禁されたばかりで、融資案件の獲得に積極的なため、香港での協調融資案件よりも金利が0.3~0.5%低い水準で決まった可能性があると指摘した。
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