ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2012年8月3日_記事番号:T00038605
中国をはじめ世界の鉄鋼市場が深刻な低迷に見舞われる中、中国鋼鉄(CSC)は9月に5%以上の減産を実施する。また同社川下メーカーの多くでは、既に第2四半期から最高で50%以上の減産となっており、従業員の給与半減という事態も生じているため、今後無給休暇を実施する可能性も浮上している。2日付経済日報が報じた。
CSCによると、第2四半期の受注状況はまずまずだったが、例年非需要期に当たる第3四半期は前期比10%の減収が見込まれる。ただ、8月は通常通りの生産態勢を維持し、減産は9月のみにとどめる方針だ。第4四半期については受注状況を見て決めるとしている。
同社川下メーカーの生産ライン稼働率は現在、燁輝企業(YP)が75%、盛餘(SYSCO、センユースチール)が80%、高興昌鋼鉄が50%と開きがあり、各社の減産政策が一致していないことが市場の供給過剰に拍車をかけていると経済日報は指摘している。
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