ニュース 自動車・二輪車 作成日:2012年8月3日_記事番号:T00038606
交通部監理所の統計によると、7月のバイク新車登録台数は、前年同月比13.2%減の6万1,644台となった。マイナス幅は今年最大で、2けた減は3カ月連続となった。3日付工商時報などが報じた。
業界関係者によると、上半期は各社が低価格競争を行って販売台数が伸びた。しかし、利益が上がらないデメリットに気が付いたこと、および実際の販売前に新車登録を行う「新古車」でディーラーの在庫が膨れ上がったことから、販売サイドへの目標圧力を緩めた結果、新車登録台数の3カ月連続での2けたマイナスを招いた。最近の状況は市場が本来の姿に戻ったにすぎないという。
メーカー別の7月の新車登録台数は、首位の光陽工業(KYMCO)が前年同月比18.3%減の2万4,930台。シェアは40.4%で目標を確保した。台湾山葉機車工業(ヤマハモーター台湾)は同14.0%減の1万8,904台(シェア30.7%)。三陽工業(SYM)は同11.1%減の1万3,578台(シェア22.0%)だった。
また、1~7月の新車登録台数は前年同期比5.6%減の34万6,241台。前年比で依然マイナス成長となっており、今年通年の新車登録台数が60万台を下回る恐れが出てきた。
業界関係者からは、台北都市交通システム(MRT)など公共交通システムの充実により、バイクの内需市場は長期的に縮小していく傾向との指摘も出ている。
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