ニュース 電子 作成日:2012年8月3日_記事番号:T00038609
シャープは2日、今年度の業績見通しについて、売上高を当初の2兆7,000億円から2兆5,000億円へ、損失額も当初の300億円から2,500億円へと下方修正し、世界で計5,000人規模の人員削減を行うと発表した。これについて、同社への出資を決めている鴻海科技集団(フォックスコン)の郭台銘董事長は、「近々シャープの経営陣から状況を聞き、共同で対策に当たる」とコメントした。中央社が2日報じた。
シャープ側とどのような点を話し合うかについて郭董事長は、「対外的にコメントする時期ではない」としたものの、具体的な対策が固まれば公表すると語った。
鴻海がシャープへの出資を決めた当時、シャープの株価は550円だったが、その後第2四半期末には425円まで下落し、鴻海は同期64億500万台湾元(約170億円)の含み損を抱えた。シャープ株はその後も下がり続け、2日の終値は267円を付けた。この水準が続けば第3四半期の損失は前期を上回ると証券会社は予測している。
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