ニュース 電子 作成日:2012年8月3日_記事番号:T00038610
3日付工商時報によると、タッチパネル大手、宸鴻集団(TPKホールディング)は、傘下の展触光電に2億7,200万台湾元(約7億円)を上限とする追加出資を行い、大型タッチパネル製品の強化を図るもようだ。
展触光電は2008年設立で、10年12月にTPK傘下の宸通光電に合併された。展触光電の資本金は現在約7億1,000万元、TPKの持ち株比率は50.7%。展触光電は帳簿上で累積損失を計上しているため、今年は約40%の減資および1株12元の増資による財務内容の改善を決めた。
展触光電はパネル製造に一般的なフォトリソグラフィ工程ではなく印刷工程を採用し、良品率が業界平均を上回っている。昨年は10.1、12.1、15.6、18.5、21.5および32インチと、あらゆる中大型サイズの投影型静電容量方式タッチパネルを一気に発売し、タブレット型パソコンやオールインワン(モニター一体型、AIO)PCなどのタッチパネル市場での展開を強化した。
TPKは今年、ノートPC向けなどの大型タッチパネル市場への進出を積極化しており、先日はインテルとウルトラブック(超薄型軽量ノートPC)向けタッチパネル生産に関する契約を結んだ。
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