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6月商業・サービス業景気信号、7カ月連続の「後退傾向」【図】


ニュース 商業・サービス 作成日:2012年8月6日_記事番号:T00038622

6月商業・サービス業景気信号、7カ月連続の「後退傾向」【図】

 商業発展研究院(商研院、CDRI)が3日発表した6月の商業・サービス業の景気動向指数「商業服務業景気指標(ISI)」は95ポイントで、前月から1ポイント下落した。また、景気信号は7カ月連続で「後退傾向」を示す「黄青」となった。4日付工商時報が報じた。

 商研院は景気動向指数の下落理由として、欧州債務問題の再燃および電気料金の値上げによる、消費エネルギーの抑制を挙げた。

 同指標を構成する3項目のうち、「経営状況」は96ポイントで、前月より1ポイント上昇した。商研院は訪台旅行客数が6月としては過去最高となり、小売業および飲食業売上高が前年同月比で増加したことに貢献したと分析した。

 また「証券市場」は96ポイント、「労働力・賃金」は102ポイントで、ともに前月から横ばいとなった。

 7月の見通しについて商研院は、消費が盛り上がる夏休みシーズンで、商業・サービス業景気指数が下落する可能性は低いと指摘。ただ、景気信号は9割の確率で後退傾向を示す「黄青」となるとの見方を示した。