ニュース 石油・化学 作成日:2012年8月6日_記事番号:T00038629
台塑集団(台湾プラスチックグループ)は、昨年相次いだ事故を受け、行政院の指示で段階的に実施してきた工場63カ所の総検査が9月末にも終了し、10月以降はフル稼働体制を回復する見通しとなったことを明らかにした。6日付蘋果日報が伝えた。
総点検は1年間かけ、段階的に実施されている。8月中旬から開始される最終グループの検査には、台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)の第2オレフィンプラント(OL2)、台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス)の塩化ビニルモノマー(VCM)プラントなど7~8カ所が含まれ、検査には40日間かかる。
証券会社によると、総検査の影響で台プラグループの生産能力は過去1年にわたり、通常の70~80%に低下していた。このため、台プラグループ主要4社の7月の売上高は、前年同月を7.5%下回っていた。総検査の終了にめどが付いたことで、台プラグループの第4四半期以降の業績も回復が見込まれる。
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