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「柔らかな政変」裁判、陳総統が2審も敗訴


ニュース 政治 作成日:2007年11月21日_記事番号:T00003863

「柔らかな政変」裁判、陳総統が2審も敗訴



 陳水扁総統が僅差で勝利した2004年の総統選挙の後、「敗れた野党の連戦氏と宋楚瑜氏が、軍の将校らに辞職したり仮病を使うなど持ち場を離れるよう指示した。『柔らかな政変』を企んだのだ」と発言したことに対し、連・宋両氏が賠償金1台湾元(約3.4円)と謝罪広告の大手3紙への掲載を求めていた裁判で、台湾高等法院は20日、「陳総統の発言には根拠がない。総統は強大な職権を有し、一般人と同じ自由な言論権は持てない」として、一審に続き陳総統敗訴の判決を言い渡した。

 陳総統は判決を不満として、直ちに最高法院への上訴を決めた。21日聯合報が報じた。