ニュース 電子 作成日:2012年8月6日_記事番号:T00038639
ファウンドリー世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)は5日、半導体製造装置大手、オランダのASMLが顧客と共同で進める極紫外線(EUV)露光装置と18インチウエハー(450mm)製造技術の開発プログラムに参画すると表明した。TSMCは、8億3,800万ユーロ(約820億円)を投じてASMLに5%出資を行うほか、今後5年間で共同開発に2億7,600万ユーロを投じる。6日付工商時報が報じた。
TSMCの蒋尚義・執行副総経理兼共同営運長は、今回のASMLへの投資が技術の発展を促し、生産コスト抑制に貢献すると語り、今後も「ムーアの法則(半導体の集積密度は18~24カ月で倍増する)」通りに発展が進むことで経済的利益を確保できると強調した。
TSMCは、2015〜16年に中部科学工業園区(中科)台中園区「Fab15」第5期拡張工場で、18インチウエハーによる量産を正式に開始する計画だ。
なおASMLの共同開発プログラムには、インテルも7月、33億ユーロを投じることを発表している。
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