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台新銀利用者の個人情報、中国に流出


ニュース 社会 作成日:2007年11月21日_記事番号:T00003864

台新銀利用者の個人情報、中国に流出


 台新銀行のキャッシングカード申請者ら数千人の個人情報が流出し、中国の詐欺グループに売却されていたことが20日までに分かった。警察は個人情報を詐欺グループに売却した容疑者を逮捕した。21日付工商時報が伝えた。

 詐欺グループは入手した個人情報で台湾の銀行18行のクレジットカードを申請し、インターネットでの商品購入に使用するなどしていた。被害額は1,000万台湾元(約3,400万円)近くに上るとみられる。

 調べによると、個人情報を不正入手した台湾人の翁文欽容疑者(30)は電子メールで中国の詐欺グループにデータを売却していた。クレジットカードの不正使用は60件余りに達した。警察は台新銀行の従業員が情報流出に関与している疑いがあるとみて調べている。同行はコメントを避けている。

 クレジットカードが不正申請されたのは、中国信託、シティバンク、ABNアムロ、国泰世華、玉山、慶豊、遠東、兆豊、台北富邦、聯邦、万泰、新光、HSBC、華南、台湾、中華、土地、上海の各行。