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ファーマエンジン、仏企業とがん薬展開


ニュース 医薬 作成日:2012年8月7日_記事番号:T00038654

ファーマエンジン、仏企業とがん薬展開

 台湾東洋薬品工業(TTYバイオファーム)系の新興製薬会社、智擎生技製薬(ファーマエンジン)は6日、フランスのナノバイオティックスと提携し、アジア太平洋地域でがん放射線治療の効果を改善するための薬剤「NBTXR3」の市場を開拓していくことで合意した。3年以内に5,700万米ドルを投資する。7日付経済日報が伝えた。

 NBTXR3は、特定の種類のがんで放射線治療の効果を増大させることが可能で、欧州医薬品庁(EMA)は医療器材として、米食品医薬品局(FDA)は医薬品として分類している。

 ファーマエンジンの葉常菁総経理兼執行長は、「NBTXR3は創意的な方法でこれまでの放射線治療の制約を克服するものだ」と説明した。また、医療器材として開発を目指した方が法律上の認可を早期に得られるとみている。