ニュース 家電 作成日:2012年8月7日_記事番号:T00038660
シャープと声宝(サンポ)の合弁会社、夏宝は6日、台湾市場最高額の5,990台湾元(約1万5,700円)の高機能ドライヤーを発表した。台湾ドライヤー市場は年間90万台規模で、そのうち販売価格3,000~4,000元以上の高価格機種のシェアは全体の3~5%にすぎないが、今後パナソニックも新製品を投入するとみられ、高価格帯市場の活性化が予想される。7日付工商時報などが報じた。
同製品は、シャープ独自の空気清浄化技術「プラズマクラスター」を搭載しており、保湿、静電気抑制効果がある。発売は9月の予定で、年間販売台数1万5,000台を見込む。
一方、パナソニックはマイナスイオン効果をうたった2,000~3,000元台の製品の年間販売台数が2万台に上る。4月に遠赤外線効果のある製品を発売したフィリップスは、高価格帯市場でシェア15%以上を目指している。
台湾のドライヤー市場は、地場の達新家電、パナソニック、フィリップスの3社でシェア7割を占めている。達新は低価格製品に強く販売台数では首位だが、販売額ではパナソニックとフィリップスが拮抗(きっこう)している。
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