ニュース 家電 作成日:2012年8月7日_記事番号:T00038661
シャープと声宝(サンポ)が折半出資し、シャープ製品の輸入販売を手がける夏宝の鈴木善治副総経理は6日、シャープがサンポに対し、海外販売向け白物家電の生産委託拡大を検討していることを明らかにした。現在サンポはシャープから主にクーラーおよび洗濯機の生産を受託しているが、今後同事業の売上構成比が10%に倍増する見通しだ。7日付経済日報が報じた。
鈴木副総経理によると、台湾における夏宝の昨年の売上高は14億台湾元(約36億5,000万円)で、今年は30%以上の成長を目指している。液晶テレビについては46、52、60インチ機種を主力とし、前年比5,000台増の2万5,000台を目指す。現在、液晶テレビが売上高の7割を占めるが、今後は他の製品の販売を強化して、液晶テレビの売上比率を5割に低下させたい考えだ。
なお、鴻海科技集団(フォックスコン)の郭台銘董事長がシャープへの出資条件を見直すと発言したことについて鈴木副総経理は「コメントできない」と語った。
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