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台湾のノートPC筐体3社、重慶で生産開始


ニュース 電子 作成日:2012年8月7日_記事番号:T00038662

台湾のノートPC筐体3社、重慶で生産開始

 7日付蘋果日報が中国メディアの報道を基に伝えたところによると、ノートパソコンの新たな生産拠点としての集積が進む中国・重慶市で、台湾のノートPC筐体(きょうたい)メーカー3社、▽広達電脳(クアンタ・コンピューター)傘下の展運(重慶)電子▽巨騰国際控股(JT)▽奐鑫(シンガポール上場の台湾系企業)──が生産を開始した。

 展運は7月に重慶・壁山工場が生産を開始、さらに第2期拡張を計画している。また、奐鑫は現在月産能力が50万台の重慶工場が既にフル稼働となっており、8〜9月に第2段階の拡張工事を行って月産能力を100万台に増強する予定だ。巨騰・重慶工場の生産能力は100万台で、出荷量は70万〜80万台となっている。

 なお重慶市の統計によると、同市の上半期のノートPC輸出量は1,761万台で、同製品の世界上位5大手の同期総出荷量7,800万台に対し20%を占めた。ノートPC受託生産大手のクアンタが下半期は重慶からの出荷を全体の50%に引き上げると表明しているため、今後も重慶製ノートPCは増える見通しだ。