ニュース 電子 作成日:2012年8月7日_記事番号:T00038665
液晶パネル大手、友達光電(AUO)は、同社始まって以来の長期にわたる業績低迷の中、下半期の業績改善に向け、利益率の高い中小型パネルの売上比率引き上げを進めている。業界では、AUOがアップルのタブレット型パソコン「iPad」の次世代製品で、最大の液晶パネルサプライヤーとなると観測されており、8月中旬にも始まる出荷が年末まで続くとの見通しから、下半期の大幅な売上成長に貢献すると見込まれる。7日付電子時報が報じた。
このほか第3四半期は、利益率の高いスマートテレビやウルトラブック(超薄型軽量ノートPC)の新製品発売が相次ぐ見通しで、パネルメーカーの販売価格上昇または安定にも貢献するとみられる。
一方、京東方科技集団(BOEテクノロジー)など中国の大手パネルメーカーが最新世代工場の生産能力を相次いで高めており、業界全体で供給過剰の深刻化が懸念されている。しかし電子時報は、中国メーカーの技術力は依然、入門製品を生産できるレベルにとどまっており、AUOなど台湾メーカーはよりハイエンドの製品を生産しているとして、影響は大きくないとの見方を示した。
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