ニュース 社会 作成日:2012年8月8日_記事番号:T00038670
総統府機密費の横領や収賄などの罪で服役している陳水扁前総統が、高血圧の症状が悪化して以降、獄中で遺書を書き上げていたことが明らかになった。8日付蘋果日報が伝えた。
陳前総統の長男、陳致中氏夫妻はこのほど、5歳になる娘を連れ、父の日を前に獄中の陳前総統を訪ねた。
陳致中氏が蘋果日報に語ったところによると、陳前総統は先々週末から最高血圧が178、最低血圧が128まで上昇し、高血圧の症状が悪化しているという。陳前総統は「朝目覚めることなく死ぬのではないか」と自身の健康状態を心配し、「1人の総統の死」と題する遺書を書き上げたという。
陳前総統は、家族に遺書の内容を見せることはなかったという。陳致中氏らは陳前総統を外部の病院に入院させるよう重ねて求めた。
台北監獄(刑務所)側は万一の場合の対応について、「内容が発表するのに不適切と判断した場合には、家族に宛てた手紙として呉淑珍夫人に送ることになる」と説明した。
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