ニュース 運輸 作成日:2012年8月8日_記事番号:T00038676
近鉄エクスプレス(本社・東京都港区、石崎哲社長)は6日、同社台湾法人、近鉄ワールドエクスプレス台湾(KWE台湾)が、国際物流業者としては台湾最大規模となる倉庫を2014年1月に開設すると発表した。同倉庫は桃園国際空港に隣接する台湾唯一の空港自由貿易港区、「遠雄航空自由貿易港区」(桃園県大園郷)に設け、延べ床面積は3万9,110平方メートルに上る。
完成イメージ図。倉庫棟は3階建て、事務所棟は6階建てになる予定だ(近鉄エクスプレスリリースより)
遠雄航空自由貿易港区は、台北港からも約30キロメートルで利便性の高い立地だ。同社は既存の2カ所の倉庫を同エリアに集約することで、延べ床面積は約2.5倍に拡張する。新倉庫の半分に空調機能を備え、そのうち3,300平方メートルに冷凍冷蔵庫を装備し、保税のまま指定温度で一時保管、在庫管理を行い、指定配達先に納入することが可能となる。
同社は新倉庫の設置を決めた理由として、台湾ではスマートフォン、パソコン関連製品、精密機器、医薬品などの分野で保税VMIなどのロジスティックス需要が高いことを挙げた。
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