民間英語学校の「ウォール・ストリート・インスティテュート（華爾街美語、ＷＳＩ）」が６日から予告なしで営業を中断した。
ＷＳＩインターナショナルの公式ウェブサイトには、「財務危機により、ＷＳＩの台湾のフランチャイズ加盟業者が全５校を６日に閉鎖する決定を下した」と説明が掲載された。
ＷＳＩインターナショナルは「先週末になって閉鎖を知った。台湾の顧客を支援するための代替策を講じるために努力している」と説明。オンライン授業を台湾の顧客向けに開放したことを明らかにした。ＷＳＩは早期に台湾に対応窓口を開設し、顧客の支援に当たるとしている。
８日付蘋果日報によると、ＷＳＩは2001年に台湾に進出し、台北市、新北市、新竹市、高雄市に５校を展開しており、先週から営業を中断したという。台湾全土で500人の顧客が被害を受けたとみられる。ＷＳＩは主に成人向けの英語学校で、１人当たり８万～10万台湾元（約21万〜26万円）の受講料を受け取っていた。
