ニュース 自動車・二輪車 作成日:2012年8月8日_記事番号:T00038684
トヨタ自動車が70%を出資する台湾最大の自動車メーカー、国瑞汽車は7日、蘇燕輝董事長の退職を受けて、後任となる岩瀬隆広・トヨタ豪亜本部長の就任式を行った。台湾の合弁自動車メーカーとして初めて本社幹部から董事長を迎えたことになる。また、トヨタのアジア太平洋事業を担う中心人物である岩瀬氏の董事長就任は、国瑞がトヨタにとって高い戦略的地位を占めることをうかがわせると8日付工商時報は指摘した。
岩瀬・新董事長はこの日、「近年急速な成長を見せる韓国車およびドイツ車に必ず勝たなければならない」というトヨタ本社からの指示を伝え、中国をはじめアジア太平洋地域への懸け橋としての役割を国瑞に期待すると表明した。
なお国瑞は2014年までに年産20万台へ拡大することを目標に掲げており、トヨタは今後、国瑞の生産能力および競争力への依存を高め、台湾はトヨタ車の重要な海外拠点となる見込みだ。
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