ニュース 電子 作成日:2012年8月8日_記事番号:T00038686
マイクロソフト(MS)の新OS(基本ソフト)「ウィンドウズ8(Windows 8)」の発売が迫る中、業界ではMSが自社ブランドのタブレット型パソコン「サーフェス(Surface)」を展開することによる矛盾が浮上しており、宏碁(エイサー)の王振堂董事長はこのほど、「MSはハードウエア参入により、業界の生態系にダメージを及ぼすことをよく考える必要がある」と語り、MSの動きに業界で初めて批判的な発言を行った。8日付工商時報が報じた。
王董事長はこのほど、英フィナンシャル・タイムズとのインタビューでサーフェスがエイサーやヒューレット・パッカード(HP)の製品と競合することについて、「今後メーカー側がMSに不利な戦略を採ることでこれに対抗する可能性が高いことは既にMSに伝えた」と語った。
また甘博隆・世界運営センター総経理も、MSのハード参入については他のOS採用を含めた対策を内部で進めていることを明らかにし、長期にわたり続いてきたMSとPCブランドとの密接な盟友関係に既にひびが入っていることをうかがわせた。
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