ニュース 商業・サービス 作成日:2012年8月9日_記事番号:T00038701
国家通訊伝播委員会(NCC)は8日、映画やテレビドラマにスポンサーの商品を登場させる「プロダクトプレイスメント」と呼ばれる広告手法を条件付きで解禁することを決めた。今月末にも公聴会を開き、意見を集約した上で、10月初めにも解禁する計画だ。
NCCは条件として、▽番組制作の独立精神に影響を与えない▽商品の購入を勧めない▽商品を過度に露出させない▽スポンサー名を明示する──という4項目を挙げた。NCCは番組制作会社がプロダクトプレイスメントで番組制作費を確保し、番組の質的向上、競争力強化が図られることに期待している。
9日付聯合報によると、NCCの何吉森・コンテンツ事務処長は「例えば出演者が特定ブランドのコーヒーを飲んだり、携帯電話端末を使うのは構わないが、長時間商品をアップしてはならない」と述べた。
NCCの魏学文報道官は「衛星ラジオ・テレビ法改正案にプロダクトプレイスメントや冠スポンサーに関する規制緩和原則を盛り込んでおり、立法院での審議待ちの状況だが、まず暫定規定で業界の要求に応えたい」と説明した。
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