ニュース 医薬 作成日:2012年8月9日_記事番号:T00038704
全民健康保険の疾病分類が2014年にも全面的に変更される。台湾では現在、国際疾病分類第9版(ICD−9−CM)に基づく分類が採用されているが、これを第10版(ICD−10−CM/PCS)に基づく分類へと変更する。新分類では項目が従来より細分化されるため、医療現場では作業の煩雑さが増しそうだ。6日付医薬新聞(週刊)が伝えた。
行政院衛生署中央健康保険局(健保局)の担当者は「ICD−9は1970年台の医療技術に基づく分類で、その後数十年で医療技術は進歩し、新たな疾病の発見も相次いだ。ICD−9は新技術や新型肺炎SARSなど新発見の疾病を反映できていない」と説明した。
ICD−9の分類コードは3~4けたなのに対し、ICD−10の分類コードは7けたから成り、疾病の特異性、詳細な部位などが反映できるようになっている。既に主要国の多くがICD−10を採用しており、米国は来年から採用を予定している。
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