ニュース その他製造 作成日:2012年8月9日_記事番号:T00038706
自転車最大手の巨大機械工業(ジャイアントMFG)が、中部科学工業園区(中科)后里園区に、経営・研究開発(R&D)本部の設置を計画している。同市の大甲工場が需要拡大に応じ切れないため、同社は今後同じ敷地内に生産ラインを設置する可能性もある。9日付工商時報が報じた。
后里園区の計画予定面積は1~1.5ヘクタール(3,000~5,000坪)。敷地を管轄する中科管理局も誘致に積極的で、17日にジャイアントの劉金標会長と詰めの協議を行う。大甲工場では現在高級自転車を年間約110万台生産しているが、需要拡大に伴い労働時間の超過が常態化していた。
ジャイアントは台湾のほか、中国でも設備投資を拡大している。江蘇省昆山市の新工場第1期ラインの生産がスタートし、現在第2期を建設中。投資額は3,500万米ドルで、5年以内に計3期が完成し、年産能力は300万台になる見通し。天津市工場も拡張中で、2013年初めには拡張分の生産が始まり、年産台数は現在の120万台から150万台に増える予定だ。また、成都工場も拡張中となっている。
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