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スイス企業、薄膜太陽電池の開発拠点設置検討


ニュース その他製造 作成日:2007年11月21日_記事番号:T00003871

スイス企業、薄膜太陽電池の開発拠点設置検討

 
 スイス機械大手のエリコンは、アジアに薄膜太陽電池関連の研究開発拠点を設ける方向で検討しており、このほど同社幹部が台湾を訪れた。投資額は6,000万スイスフラン(59億5,000万円)に上る。投資誘致には、パソコン大手広達電脳(クアンタ・コンピュータ)の王震華元総経理が仲介役を果たしているもようだ。21日付工商時報が伝えた。

 エリコンは太陽電池の製造過程で必要となるPECVD(プラズマCVD)施設と研究開発拠点の設置を検討しているとされる。市場では、王元総経理が太陽電池関連事業への参入を目指しているとの観測が広がっている。

 エリコンの誘致には台湾のほか、シンガポール、韓国、中国、マレーシアも名乗りを上げているとされ、同社は12月初めにも初期的な検討結果を発表する予定だ。