ニュース 電子 作成日:2012年8月9日_記事番号:T00038713
世界最大のノートパソコン受託メーカー、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)の7月のノートPC出荷台数は、前月比16.6%減の450万台だったものの、7月連結売上高は前月比1.6%減、前年同期比3.98%増の889億9,200万台湾元(約2,300億円)で、今年2番目に高かった。9日付工商時報などが報じた。
クアンタはわずかな減収にとどまったことについて、高価格帯製品の受託やノートPC以外の生産比率が上昇したことを主因に挙げた。マイクロソフト(MS)の新OS(基本ソフト)「ウィンドウズ8(Windows 8)」の発売が10月にずれ込み、受託メーカー各社の売上高は軒並み減少しているが、クアンタは、アップルのノートPC「MacBook Pro」やグーグルと華碩電脳(ASUS)が共同開発した低価格タブレット型PC「ネクサス7」、アマゾン・ドット・コムの次世代タブレットPCなどの受注を抱え、影響は軽微で済んだとみられる。
一方、緯創資通(ウィストロン)の7月のノートPC出荷台数は前月比21.6%減の235万台、連結売上高は同16.3%減の488億3,700万元。英業達(インベンテック)の同月出荷台数は前月比7.7%減の120万台、連結売上高は前月比10.8%減の245億9,500万元だった。両社とも売上高は今年2番目に低かった。
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