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ラーガンのQ2粗利益率、過去最低の37%


ニュース 電子 作成日:2012年8月10日_記事番号:T00038736

ラーガンのQ2粗利益率、過去最低の37%

 携帯電話などに搭載されるデジタルカメラ用レンズ大手の大立光電(ラーガン・プレシジョン)は9日の業績説明会で、第2四半期の粗利益率が37.15%で過去最低になったと発表した。連結売上高は、前期比8.3%減の33億3,800万台湾元(約87億円)だった。10日付経済日報などが報じた。

 林恩平同社執行長は、第2四半期に利益率が大きく低下した主因として、主力の800万画素レンズの生産比率が第1四半期の40~50%から30~40%に下落したことを挙げた。しかし、第3四半期は、顧客の新機種発売を控え、800万画素レンズ生産比率が上昇し、利益率も上がるとの見方を示した。第3四半期の数値見通しについては具体的な言及を避けた。

 証券会社は、新機種とはアップルのスマートフォン「iPhone」の次世代機種(通称・iPhone5)とみており、第3四半期の連結売上高は前期比25~30%拡大、40億元の大台への回復を予測している。