ニュース 電子 作成日:2012年8月10日_記事番号:T00038739
華碩電脳(ASUS)が9日発表した7月の非連結売上高は、前月比16.1%減、前年同月比5.18%減の302億700万台湾元(約790億円)だった。グーグルとの共同開発の低価格タブレット型パソコン「ネクサス7」の販売が好調なため、売上高を伸ばすと観測されていたが、予想外の減収となった。10日付経済日報が報じた。
ASUSはこの理由について、米マイクロソフト(MS)の次世代基本ソフト(OS)、「ウィンドウズ8(Windows 8)」搭載製品の発売を前に、市場が模様眺めの傾向となってノートPCの販売台数が減少した説明した。また、需要期のマザーボードの出荷も振るわなかった。「ネクサス7」の発売によりタブレットPCのみ好調だったものの、製品単価が低いためノートPCの落ち込みを補えなかった。
ASUSは、ウィンドウズ8搭載製品の出荷が始まる9月の状況が当面の重要な観察指標になるとみている。第4四半期は同製品発売により売上増を期待している。
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